新型藻礁ブロック=「バイオ・エコブロック」について

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本日(3月30日付け)北海道新聞函館・道南版「経済レーダー」欄に掲載された新型藻礁ブロックの名称は、「バイオ・エコブロック」(H11.10標章登録済)です。

環境技建(宮崎信弘社長)・中塚建設(中塚徹朗社長)・北大水産学部が共同で研究開発しました。豊かな海は豊かな森から。「海は山の恋人」とも呼ばれるように全国の漁組関係者の広葉樹植樹活動は、よい海を作り出すための活動です。私達は、この点に着目しました。しかし、植樹した苗は、数十年も要して成長します。時間をかけずに同じ効果を海にもたらすには?そこで考えたのが、「バイオ・エコブロック」です。発酵広葉樹(落葉広葉樹に微生物を加えたもの)をポーラスコンクリート(多孔質の透水性コンクリート)に詰め海に設置します。コンクリートの各孔から海中へ栄養分が流れ出し海藻の成長を促す仕組みです。

この技術を通じて、私達の前浜を北海道の海岸を緑豊かにしたいものです。