第18回かがり火コンサート 坂田 明「平家物語」 (1)

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7月6日(土)福島大神宮境内。第18回目となる「かがり火コンサート」が開催されました。
前日まで雨が降ったりやんだりという不順な天候が続き、この日も会場を屋内に変更しなければならないのではと関係者一同心配していたのですが午前中には天候が回復し、福島大神宮境内で予定通り開催することに決定しました。
午後にはすっかり良い天気となり、これぞまさに福島大神宮のご加護です!!

さあ、かがり火の幻想的な光と音の中、いよいよ開演です。

「シーニックdeナイト」と題し、境内へと続く参道を、ペットボトルキャンドルがほのかな明かりで照らし出します。
ステージ後方に飾られた染布は、札幌在住の染色家でありこのコンサートの生みの親の一人でもある長谷川雅志さんの作品です。
その大きな存在感がコンサートの雰囲気を大きく盛り上げてくれます。

午後6時30分、実行委員会の代表である弊社社長の挨拶が始まるころには会場はたくさんのお客様で埋まりました。
今年は例年以上に福島町以外からのお客様がたくさんご来場くださいました。中には札幌から来られたお客さまもいらっしゃいました。
さすが世界のジャズミュージシャン・坂田 明さんです。

第1部では福島町松前神楽保存会により、松前神楽5座が奏上されました。

今年は巫女舞である「八乙女舞(やおとめまい)」が2座奏上されました。
これは、今年初めて松前神楽を習い始めた中学1年生の女の子2人と、今年で5年目となる中学3年生の女の子2人がそれぞれ披露しました。
先代の第16代宮司が復活させて以来、その時々の先輩から後輩へと引き継ぎ、伝承していくその姿をみなさまに見ていただくことができました。
これこそが松前神楽400年の歴史と伝統です。