そしていよいよ、国内外で活躍する梅津和時さん、おおたか静流さん、久米大作さんの登場です。
神域・福島大神宮の境内から眼下の津軽海峡まで響き渡るような素晴らしい歌声と演奏。
途中、小さなお子さんをステージに呼び込んでの「でんでらりゅうば」の手遊びのやりとりにはほほえましい笑い声も。
さらには常磐井宮司の神楽笛や太鼓と、3人による即興演奏のコラボレーションもあり、ここでしか聞くことのできない和と洋の音楽の融合に、観客の皆さんからも大歓声が起きていました。
そして、宮城県出身の梅津さんが3.11の大震災を受けて作曲した「東北」という曲に、おおたかさんが詩をのせたヴォーカルバージョンは、本当に心に響く名曲でした。
まさにこのコンサートでなければ聞くことのできない世界に、会場を埋めた観客の皆さんもとても喜んでくれました。