先日ご案内をしておりました第14回『殿様街道』探訪ウォークin春ですが、心配された天候もウォーク後半から小雨が降り出しましたがなんとか無事に終了することができました。今回は予定された50名を超える参加申し込みをいただき5名ほど参加者枠を増やしましたが、それどもお断りしなければならない方がいらしたほど盛況でした。
福島町史研究会の会員でもある当社社長が殿様街道の歴史解説を担当し、開会式や街道の要所要所で、江戸時代から幕末までのこの地での歴史的出来事を皆さんにお話しさせていただきました。
今回は、フランス・ブザンソン美術館に所蔵されている松前藩ゆかりの「夷酋列像」が松前町に特別帰郷するため「蠣崎波響の道」としてその歴史的背景を説明させていただきました。
また、毎回ご協力をいただいている渡島総合振興局西部森林室の皆様からこの地に生息するブナなどの森林資源の持つ役割なども教えていただきました。
約7キロのコースを3時間ほどかけて歩いた後は「千軒そば」の10割そばを味わっていただき、最後に北海道無形民俗文化財に指定されている松前神楽の奏上を観賞し、福島町の自然(新緑の千軒とブナの森)・歴史(殿様街道にまつわる江戸から幕末)・食(千軒そば)・文化(北海道無形民俗文化財・松前神楽)を堪能していただくことができました。
当社としても準備から当日の運営やご案内のご協力をさせていただきましたが、参加された皆様の満足された笑顔に癒される思いでした。