江戸時代、松前から箱館(函館)に至る街道は27里あり、蝦夷地の幹線道路でした。この中で、福島から知内に至る道路は、白神から吉岡に至る道路とともに街道の難所と言われ、2本のルートが現存しています。
この峠は茶屋があったので茶屋峠と言い、殿様が通ったことから通称「殿様街道」とも呼ばれています。
蠣崎波響がこよなく愛した道でもあり、漢詩に「一水四十八曲翠」と称賛した道として最近知られています。
榎本武揚が蝦夷地に夢を馳せた箱館戦争の時には土方歳三・伊庭八郎・人見勝太郎の他、幕軍の勇士がこの街道を駆抜け松前城を目指した激戦の地でもあります。
それから百数十年の時が流れ、今では春の花々・秋の紅葉の美しい、訪れる人々に安らぎを与える町一番のコースとなっています。
歴史の道を辿りながら素晴らしい自然を楽しんでみませんか。
是非この機会に参加されますようお知らせいたします。
- 日時 2010(平成22)年10月24日(日)(小雨決行、大雨時は中止です。)
- 内容 殿様街道ウォーク、松前神楽観賞(道無形民俗文化財)、千軒10割そば(昼食)
- 参加者 高校生以上です。50名先着で締切となります。
- 参加料 一人3,000円、現地集合時集金(保険料その他費用一切含む)
- 集合・解散場所・時間
朝8時40分までに、大千軒岳登山道国道入り口より1.5kmの広場集合。(国道に案内員がいます。)14時頃解散。 - 各自持ち物、装備 長靴、帽子、手袋、タオル、おやつ、飲料水、雨具〔当日の天候を見て〕
- 申込み・お問い合わせ ※10月22日(金)まで。
福島町役場内 産業課 0139-47-3004 まで。
eメール info@e-nakatsuks.com 参考ブログ http://anjls.exblog.jp/
当日連絡先 090-7057-6050(金谷栄一郞)まで。
- 主催 福島町千軒地域活性化実行委員会
- 共催 北海道森林管理局檜山森林管理署・北海道渡島総合振興局西部森林室・福島町
- 協力 千軒町内会・千軒そば生産会・千軒そばの会・中塚建設株式会社
※渡島総合振興局西部森林室主催の「ブナの森100年観察林」観察会を同時開催します。